この地アンボンは、一昨年のゴールデンウィークに訪れたばかり。それなのに「3月なら見られるかも」の言葉に抱卵中のサイケデリックフロッグフィッシュを見ようと一年も経たずに再訪。   しかし1年たたないうちにサイケデリックフロッグフィッシュの住み家は心ないダイバーに荒らされて壊滅。抱卵中どころかその姿さえ見られなくなっていたのだった。 
 【ダイビング・ログ】 
3月17日
1本目「ラハⅡ」 
天気:快晴 気温:29度 風:ナシ 波:ナシ 流れ:少し 水温:30.4度 最大水深:23.8m 平均水深:15.5m EN 18:41 EX 19:31 ダイブ時間:50分 
3月18日
1本目「バツラランⅠ」
 
天気:快晴 気温:30度 風:ナシ 波:ナシ 流れ:少し 水温:30.1度 最大水深:22.0m 平均水深:14.3m EN 8:55 EX 10:17 ダイブ時間:82分  
2本目「アマウスⅠ」   天気:快晴 気温:31度 風:ナシ 波:ナシ 流れ:ナシ 水温:30.2度 最大水深:18.8m 平均水深:11.3m EN 11:39 EX 12:58 ダイブ時間:79分 
3本目「ラハⅠ」    天気:快晴 気温:31度 風:少し 波:ナシ 流れ:ナシ 水温:30.3度 最大水深:25.8m 平均水深:15.3m EN 15:12 EX 16:26 ダイブ時間:74分 
3月19日
1本目「カカレンクン」
  
天気:快晴 気温:30度 風:ナシ 波:ナシ 流れ:ナシ 水温:30.1度 最大水深:15.6m 平均水深:11.8m EN 8:58 EX 10:25 ダイブ時間:87分  
2本目「エアマニス」  天気:晴 気温:31度 風:少し 波:少し 流れ:アリ 水温:30.2度 最大水深:22.8m 平均水深:12.2m EN 11:32 EX 12:55 ダイブ時間:83分 
3本目「バブルポイント」    天気:晴 気温:31度 風:少し 波:アリ 流れ:アリ 水温:30.3度 最大水深:22.3m 平均水深:14.7m EN 15:33 EX 16:54 ダイブ時間:81分 
3月20日
1本目「アマウスⅡ」
 
天気:晴 気温:30度 風:アリ 波:ナシ 流れ:ナシ 水温:30.9度 最大水深:23.5m 平均水深:13.1m EN 8:47 EX 10:04 ダイブ時間:77分  
2本目「カンプンバル」   天気:晴 気温:31度 風:ナシ 波:ナシ 流れ:ナシ 水温:30.1度 最大水深:24.4m 平均水深:14.6m EN 11:15 EX 12:22 ダイブ時間:67分 
【後記】  
滞在、そしてダイビングのお世話になったのはマルクダイバーズ・リゾート。そちらの記載は前回のものを参照ください。そして冒頭に書いた「心ないダイバーにサイケデリックフロッグフィッシュの住み家が荒らされた」話をもっと知りたい方はコチラをご覧ください。
2009年に初めて同じインドネシアのレンベに行ったときのような興奮を味わえるアンボンですが、あのレンベも数年通ううちにどんどん自然が荒らされていきました。
 
「レンベに行けば必ず会える!」と言われていた魚たちの姿が年々消えていったのです。
その自然に生活依存している現地の人々が魚にとっては最大の“敵”ということになるのでしょうが、一番接しているのが私たちダイバーなのです。たとえ殺さなくとも知らず知らずのうちに魚たちの生活圏を破壊しているわけです。せめて魚たちが安心して暮らしていける海を残すよう努力することも大切だと痛感しました。  (2018年4月・記)