|
||||
10年前くらい昔のイメージが残っていたけど、初めてアニラオに行ったのは2010年の9月だった。6年ぶりの再訪だった。その6年前、「もうすぐ高速道路が近くまで来るので、もっと楽に来られるようになりますよ」とO沢氏が言っていた記憶がある。確かに高速道路は6年前よりも延びていて、時間は短縮されたように感じた。行きは渋滞もほとんど無くて2時間半ほどで着いたけど、帰りは高速に乗る前に渋滞に巻き込まれ、結局マニラの空港まで3時間以上かかった。なんとなく早くなったように感じたけど、前回の記録を見たら“マニラからは3時間弱です”なんて書いてあるから、それほど早くなってはいないなぁ。それでも、かつては4時間以上かかっていたようだから、便利になっていることは間違いない。 宿泊そしてダイビングのお世話になったのはヴィラマグダレナ。先に書いたように日本人ご夫妻が経営している。スタッフも大勢いて、機材の運搬はもちろん、装着からダイビング後の水洗いまで何でもやってくれる。わたし的にはあまり何でもかんでもやって貰えると、いざって時に忘れちゃっていたりモタついたりしちゃうので、せめてセッティングくらいは自分でやりたいところなんだけど。 |
||||
右のマップを見てもらえばお分かりの通り、アニラオはマニラの南に位置する。クワガタのように口を開いたバラヤン湾の東の半島突端だ。前回の報告ページでもトップのイメージカットが夕景だったけれど、西に湾を望む位置だから朝日は拝めず綺麗な夕陽が連日見られた。なので今回もイメージカットは夕景。 ヴィラマグダレナは2014年のオープン。なので施設はまだ真新しかった。海が望める2階の部屋をあてがわれたのだけど、広さも申し分ないしベランダには機材干し用の物干しもあって便利。しかしシャワーがチョロチョロしか出ないので、かみさんはブツブツ文句を言っていた。私は1階のダイビングエリアにあるシャワー室で頭を洗った。こっちのシャワーは充分な水量なのだ。しかし後で他のゲストさんに聞いたらから、シャワーの勢いが良い部屋もあるそうな。次回はそっちをリクエストしよう。食事は朝は7時30分から。その後、1本目のダイビングは8時30分出発となる。午前中に2本潜ってヴィラに戻り昼食となる。午後は通常2時30分出発。食事はすべてビュッフェ形式。今まで美味しいフィリピン料理に巡り会った事が無かったけど、ここはとても美味しかった。 |
||||
フィリピン人は(一部のミクロネシアンも)、食事は腹に溜まれば充分と思ってるのではないかとさえ思うほど、調理に工夫の跡を見出せないのだけど、こちらは日本人奥さんの手ほどきで実に美味しい。ちなみにこのヴィラの周辺、歩いていける範囲内に食事の出来るとこや飲み物を売っているようなお店は見かけなかった。マニラからのピックアップの際、途中で休憩を取るから、その際に買い物の出来るところをリクエストすると良いと思う。 ちなみに2016年現在、マグダレナでの支払いは円かペソの現金のみだった。マッサージを呼んだりしたときはペソが必要になるけど、それ以外でペソを使うことはまず無い。けれど、途中で飲料を買ったりする際には必要になるので両替所の情報も残しておこう。右は新しく出来たマニラ空港第3ターミナルを出たところの両替所。現地の人曰く、写真右奥の小さな両替所が換金率が良いらしい。 |
||||
ヴィラにはWi-Fi設備もあるのだが、私たちが利用した時はルーターの不具合なのか電波は拾えるのにアクセスが出来なかった。携帯電話の電波は受信できてたから、緊急時の連絡には心配は無いのだけど、メールのチェックなどが出来ずに3日間しっかり日本と遮断された生活を送った。まぁ、たまにはそんなのも悪くは無いけど、ちょっと不安な日々だった。仕事を完全に断ち切れない、この悲しさ。 ダイビングポイントは結構広範囲にわたって点在している。遠いポイントでマグダレナから30~40分といったところか。午前中のダイビングでは1本目終了後に必ず船を近くの岸辺もしくは島の入り江に着けてくれて、上陸して水面休息取らせてくれるので、それもまた楽しかった。上陸してもしつこい物売りがやってくるような事も無かったし。またナイトロックスも用意されているのが嬉しい。1本チャージ料は確か500ペソだったような気もするが正確な料金を忘れてしまった(^^;)。ご利用の際にはご確認を。 |
||||
【ログ】
|
||||