間もなく21世紀! 街は騒然としてきた 待ちに待った21世紀の幕開けです!

新世紀の21世紀の幕開けを何処で向かえようかと迷っている内に、海外旅行はどこも予約で一杯。ちょっと予定を組むのに出遅れてしまったようです。結局、予約が取れると連絡があったのはここ、バリでした。
バリといえば女性に人気の地。アロマ・マッサージに精密な手工芸品の数々。そして仏教の国らしい、落ち着いた親密感を持てる人々達。料理も日本人の口に良く合います。しかしながら私にとっては、オーストラリアのパースと同じく、ここでもダイビングの情報が不足していました。結局、日本の知人に紹介してもらったダイブ・ショップに全てお任せ状態にするしかありませんでした。
ライステラス 仮面の女性達 ティエルタ・エンプル寺院 レンボガン島を望む
私たちはバリ島南端、もっともポピュラーで一番の繁華街・クタに宿泊しました。ホテルはクタの中心に位置するフォーティーン・ローゼス。
このホテル、多分クタのホテルの中で一番安いのではないでしょうか。日本円換算で1泊約1,800円! ビジネスホテルかと思われそうですが、これでプールもあるのです。しかも街のど真ん中に位置するため、何をするにも非常に便利でした。ただ、流石に快適とは言い難く、二部屋借りたのですが、一部屋はエアコンが効かず、もう一部屋はバスタブのキャップが合わずに夜はゴキブリの巣窟状態でした。
ここをベースに北部の寺院の街・ウブドゥやさらに北のキンタマーニ地方を訪れました。惜しむらくは一度生の演奏を聴きたかったガムラン音楽が聴けなかったことです。毎晩あるわけではないそうで、どうしてもスケジュールが合いませんでした。

 1月1日 レンボガン(LEMBONGAN)
気温:30度  水温:26度  透明度:25m  最大水深:12m
平均水深:9m  潜水時間:55分   快晴、波静か 

21世紀の初ダイブは久しぶりのダイビングだということで、まずは家族サービスを兼ねて水上アクティビティ。
ダイビング・スポットと呼ぶには少々悲しいところですが、ビギナーや久しぶりのダイブで感を取り戻したい人には無難なポイントでしょう。しかし、ここで愛用していた腕時計が水没。結婚直後の誕生日にカミさんに無理いって買ってもらったのに(T.T)
 1月2日 ヌサペニダ島SD
気温:32度  水温:27度  透明度:35m  最大水深:20m
平均水深:13m  潜水時間:45分  快晴、波静か 

サヌールという港からボートで約45分。船に弱い人は酔い止めが絶対必要です。
何カ所かポイントがあるそうですが、今回は環礁外を潮流に身を任せてのドリフト・ダイブです。大物に遭遇する確率が非常に高いそうですが、私が会えた大物といえばウミガメだけでした。
 1月2日 レンボガン島 プランプン
気温:32度  水温:26度  透明度:30m
最大水深:18m  平均水深:9m  
潜水時間:55分  快晴、波いくらかあり


今回のダイビングはモグリンド・ダイバーズにお世話になりました。
シズコさん、ありがとうございました。


※2002年10月12日午後11時15分、非人道的なテロリストによる爆弾で、バリの主要エリアであるクタのレギャン地域が破壊されました。
その爆発で有名なクラブ"Sari Club" と "Paddy's"にいた観光客と現地の人々が巻き添えにあい、200人もの死傷者が出ました。亡くなられた方々のご冥福を祈ると共に、テロの根絶を願ってやみません。