クックから戻って2週間が過ぎ、以来、連日仕事に追われて写真の整理どころか楽しかった日を反芻して楽しむこともままならなかった。

で、今ようやっと振り返ってみるとクック諸島に行く前の情報がやっぱり少なすぎたなぁ…と感じている。
もっと時間をかけて調べれば、それなりに見つかったのかもしれないし、その気になれば英文サイトからでも情報収集は出来たのだ。でも、それがなかなか出来ないのが悲しいところ。

情報がもっと多ければ、もっと効率的な計画を立てたられたかもしれない。決して無駄な日程を組んでしまったとは思っていないけれど、片道40時間もかけて行くのだ、効率的に動けるに超したことはない。

クック諸島…と漠然と捉えてしまっていた。クック諸島は小さな島が集まった国だ。だからそれぞれの島にはそれぞれの顔があると感じた。ラロトンガもそれなり楽しかったけれど、結論からすればアイツタキにあと1日滞在したかったなぁ。

写真を見て頂ければ解ってもらえると思うけれど、アイツタキは本当にどこもかしこも絵になる島だった。
そして島の人々もみんな朗らかで気さくだった。英語の発音が独特で、なかなか話が通じない時もあったけれど、もう少し滞在していれば、そのクセのある英語にも慣れたはずだ。


これからクック方面に行かれる方には、事前に各ホテルの設備やそのホテルの“売り”を調べてから行かれることを強くお勧めします。
そしてホテルや日程が決まったら、直接ホテルとメールでやり取りして航空券などの手配も自分でされた方が良いでしょう。

聞くところによると、最近テレビの『旅サラダ』でクックが紹介されたらしく、その影響でか日本からのパッケージ・ツアーも発売されているらしいけれど…。多分、3泊4日程度のラロトンガ探訪では本当のクックの良さを味わうことは不可能だと思う。

私たちは今回、クック諸島方面の情報ではカナさんにお世話になり、助かった。ホテルの予約も彼女にお願いしてしまった。
しかし、彼女は私たちがお会いしたときはエッジウォーター・リゾートのレンタカー・ショップで働いていらっしゃった。
ツアーの手配はあくまでもサブの仕事であり、彼女もプロではないのだから、無理してお願いするのは避けるべきだった。もしもホテルなどとトラブルがあったりしても、彼女の本業では無いのだから文句を言うわけにもいかない。それを期待するのは可哀想だと思う。
実際、ラグーン・クルーズの手配やらダイビングの予約、航空券の予約など、レスポンスからしても自分達でやった方が早く、明確だった。

しかし、
やっぱりクックは遠かったなぁ
2007年5月20日・記