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アトランタ空港での乗り継ぎには、まず入国審査が待ってます。審査を終えた後、いったん荷物を引き取って再び乗り継ぎ便への手荷物預けを行います。手荷物預け場所は入国審査ゲートを通り抜けた先にあるので、そこの係員に渡します。
そこから乗り換えゲートまでは結構な距離があって、トラムで運んではくれますが入国審査で時間を取られると少々焦ることになります。移動距離が半端じゃありません。












クリスタルリバー周辺で滞在する際、レンタカーを借りた方が便利です。
もしも借りないなら食事が充実してるホテルを選んだ方が無難でしょう。外食するのは足(車)が無いとタクシーを呼ぶしかありません。
テリーズタクシー :1-352-726-3723


クリスタルリバーでまともなレストランを見つけることは出来ませんでした。ホモサッサ国立公園のわきに数店舗ありましたが、パッとしません。ハンバーガー・ショップはたくさんあるのですが…。




ホテルで見かけたリス。
エサが豊富なのかしっかりメタボです。












マナティは水温20〜23度を好むそうです。通常は気候によって移動するようですが、ここクリスタルリバーは随所で湧き水が出て水温があまり変化しないためか居すわるマナティもいるようです。とは言っても、やはりこの時期(10月〜3月)が一番遭遇率が高くなるそうです。







気温は日中で15〜25度、夜半から早朝は5〜10度ほどです。水温が20〜23度と聞いていたので5ミリウェット・スーツ&5ミリフード・ベストを持参しました。




ホモサッサリバーの朝焼けです。



ホモサッサ・リバーの桟橋で見かけた光景です。舟はフォークリフトで上げ下ろしするようです。





マナティを見るためにはいくつかの決まり事があります。ツアー催行会社が説明してくれますが、違反すると時には最大で1万ドルもの罰金が課せられるそうです。
上の写真は違反者取り締まりのパトロールです。




左の写真でも判るように、マナティが生息する水域では彼らがいることが表示されています。
ボートのスピード制限、ボート及び人間の進入制限などマナティがしっかり守られています。




釣り人もけっこう見かけました。クリスタルリバーに釣りが目的で来る人も多いようです。


















追いかけなくてもマナティの方から近寄ってきます。追いかけるとついつい進入禁止エリアに入ってしまったり(罰金1万ドル!)するので彼らがやって来るのを待ちましょう。




マナティ・ツアーは数社が催行していて、各社とも3点セット(マスク、シュノーケル、フィン)及びスーツも貸してくれますが、レンタル・スーツは3ミリでした。サイズがぴったり合うはずも無いのでレンタルでツアーに参加した人たちは皆、ガタガタ震えていました。
※脂肪でしっかりガードした外国人も(^_^;)






私たちはアメリカン・プロ・ダイバーズを利用しましたが、いやはや大きな、そして多角経営するショップでした。
広い店内ですが、ダイビングもシュノーケリングも時間が決まっていて、ツアー出発前は人でごった返していました。


ショップはクリスタルリバーの町中を走るメインストリートに面していました。
ダイビングやツアーの際には車でボートを引いていきます。























マナティはほ乳類なのでときどき呼吸をするために水面に浮かんできます。
通常は音もなく上がってくるのですが、ブシュッという音を立てて息をするやつもいます。









左写真がホモサッサ・リバーの景観です。クリスタルリバーのそれに比べて、こちらの方が国立公園に近い(もしかすると中?)せいか、きれいです。鳥も数が多く、実はこの写真も中央に飛ぶ鳥を狙ったものです。














ホモサッサ国立公園の入園料は一人$9ですが、10$札を出したら「おつりは寄付してくれますか?」と言われました(苦笑)。寄付はかまわないですが、そのタイミングで言われれば嫌とは言えませんね。


アメリカアリゲーターは大きくなると体長6メートルにもなるそうです。
今でもときどき、道路を歩く姿が見られるとか。








大きな鳥なのかと思っていましたが、アメリカハクトウワシは意外と小ぶりでした。



ホモサッサ国立公園で入園料を支払うと手の甲にハンコを押してくれます。これを見せて出入りします。




マナティ・スプリングに行くとゲートでダイビングのライセンスカードを預けさせられます。ライセンス保持の確認ときっと来場者の記録を残しているのでしょう。
ショップでカードの提示は求められませんでしたが、カードの携行お忘れ無く。


マナティ・スプリングのエントリーポイントです。普通の池です(^_^;) 



見上げると水着で泳いでいる集団がありました。こっちは5ミリのウェットでも寒いというのにスゴイです。マナティかと見間違えるほどの脂肪は、ウェットより頼りになるようです。



ダイビングの帰路、車中から見えた夕景です。


【オーランド・ミニ情報】
ディズニーランド、ユニバーサル・スタジオが一番有名でしょうが水族館や遊園地、いろいろなショーを見ながら食事を摂ったりアトラクションはいっぱいあります。



道路にヘリコプターが降りてきたと思ったら遊覧飛行用のヘリでした。それにしても驚いた!




街中をセグウェイで移動する人にも何人か会いました。

オーランド市内の移動にはI・RIDE(アイ・ライド)と呼ばれるバスでの移動が便利です。南北を循環するバスでどこまで乗っても一人$1.25です。



バス車内。降りるときは壁に伝ってるヒモを引っ張ります。


アクアチカの遊技施設。34番バス停で降りてすぐ。


ユニバーサル・スタジオ入り口。




オーランドの日本料理店。リズミカルな料理ショーに外人さんも大喜び!。


【後記】

久しぶりにダイビング三昧ではない、かつてやっていたような旅でした。選んだ場所がダイビングはあまり盛んでないこともあったけれど、息子が同行してくれたことが一番の理由です。私自身は旅行好きだった父に中学生の頃から同行することは無くなっていましたが、社会人になっても息子が一緒に来てくれる、というのは嬉しい限りです。孝行息子です、私は親不孝者でしたが(-_-;)

アメリカはサブプライム問題に端を発して、リーマン・ブラザーズの倒産や、7%を超す失業率など相当なダメージだろうと思っていたのですが、行ってみてそれを感じたことはありませんでした。多くの高齢者が楽しげに働き、幸せそうでした。
むしろ路上生活者の姿を多く見る日本の方が、経済的には深刻なのではないかと感じました。
それにしてもやっぱりアメリカはデカイ! 飛行機の窓から地上を見下ろしていて、改めてその広さを認識し直しました。

          【2009年1月 記】


機上よりアラスカの大地を眺める
そんなわけで向かったフロリダですが、今回はデルタ航空の利用となりました。
デルタは初めての利用です。映画もオンデマンドで観られるし、機内食もまずまずの味で満足してたのですが、液晶画面の操作がコントローラーではなくてパネルにタッチするタイプ。私の後ろの席に座ったのがティーンの男の子で映画でも観てれば良いものをゲームを始めました。指先でトントンとパネルを叩いてゲームをするので、その振動が背中に伝わり眠ることが出来ません。しかも隣ではかみさんが映画を観ながら笑い出す始末(泣)。これで眠れる方が不思議です。どうせ現地では時差があり、ヘタに寝過ぎてもも後が辛くなるので諦めて私も映画鑑賞する事にしました。
かみさんが笑っていたのは三谷幸喜監督の『ザ・マジックアワー』。確かに面白かったです。時々、機内のあちこちで馬鹿笑い声が聞こえてきたのは、きっとこれを観ていたのでしょう。

アトランタまでは約12時間のフライトです。成田は夕刻の出発でした。機内では夕食、朝食、軽食と3食も出てきます。



アトランタには現地時間で午後2時過ぎに到着。ここで国内線に乗り換えてオーランドに向かいます。オーランドへの便は4時50分発なので、時間にすれば2時間近くあって余裕のようですが、入国審査に時間がかかり、ちょっと焦りました。

オーランドに到着し、手荷物を受け取ってクリスタルリバーまでのドライバーを探すのですが、どこにも見あたりません。はてさてどうしたものか……。待てど暮らせど現れないので手配会社のロサンゼルス支店に電話をしました(日本は深夜で誰もいないはずなので)。
するとしばらくして、まるで小錦のような巨漢が現れました。フー、フー言いながら現れ「駐車場でずっと待ってたんだよ」。駐車場で待たれても困ります(T_T) きっと上に上がってくるのが面倒だったのではないかと思いました。

ここからクリスタルリバーまでは90分ほどと聞いています。
バックシートに座ったかみさんと愚息2号(今回は下の息子も同行)はすやすやと眠ってますが、助手席に座った私は不安で眠ることが出来ません。何故かというと巨漢ドライバー氏の腹にハンドルがつっかえているのです。急ハンドルを切ることは不可能です(汗)。睡魔と戦いながらクリスタルリバーへと向かいました。

ホテルには午後8時過ぎに到着。機内食でお腹も大して空いていなかったので、翌日の朝食とビールを購入しに外へ出ました。
利用したホテルはホモサッサ国立公園のすぐそばにあるベラ・オアシスです。このホテルは長期滞在者向きのコンドミニアムのようなホテルでした。



部屋も広く、使いやすいホテルでしたが室内がちょっと暗いのが難点でした。

私たちはマナティに会うのが目的だったのでレンタカーは借りませんでしたが、色んな事をしよう、見ようと思ったら車は必需品です。
なにせ隣のお店に行くにも歩きでは5〜10分もかかってしまうのです。ここは田舎町なのでバスは走っていません。流しのタクシーもいないので電話で呼び出すのですが、呼んでから来るのに20〜30分は確実に待たされます。かつて訪れたロサンゼルスでは車の多さに驚かされましたが、つくづくアメリカは車社会だと痛感しました。

翌朝7時ピックアップでクリスタルリバーへと向かいました。
名前にクリスタル、とあるのでどんなにクリアーな水の川かと期待していたのですが、コーヒー色の水がたたえられたニゴニゴ川した。
すぐにマナティは見つけられ、「ここにいるよ!」と指し示してくれるのですが、ニゴニゴで大きな岩としか見えません(爆)。
近くに寄ってきてくれた時に撮ったカットがコレ↓です。




う〜ん、なんか不満足です。
水温も低く、ボートに戻るとガタガタ震えるほどの気温に耐えてコレですか? 何だか納得いきません。明日はホモサッサ国立公園のマナティに会いに行くので、そちらに期待する事にして今日は打ち止め! 早々にウェット・スーツを脱いで着替えてしまいました。



そして翌朝。
今度は私たちが滞在するホテルに隣接するホモサッサ国立公園内でのマナティ散策です。ピックアップ・タイムは6時45分です。この時間、外はまだ薄暗いのですが、早朝の方が遭遇率が高いのだそうです。でも、気温は10度以下、上下フリースを着てまだ寒いです(泣)。
ボートに乗ってしばらく進むうちに太陽が出てきました。朝日に照らされ川面から霧が舞い上がり始めます。



とっても幻想的で美しいのですが、この川の中に入るかと思うとゾッとします。昨日のガイドはドライスーツで入っていました。

川を遡上すること約20分。色んな種類の水鳥たちがいます。周囲には民家(別荘?)も見られます。こんなところで生活できたら素晴らしいですね。





この川はクリスタルリバーと違って透明度も高いのでボートの上からでもマナティの姿を確認できました。川に入る気合いを高めて、一気に水の中へ(飛び込んではいけません)。









川の中に入っているうちは寒さを感じることも無いのですが、ボートに上がると震えます。ボートのシートを下ろして外からの風の進入を防ぎストーブを焚いてくれました。急いで身体を拭き、乾いた洋服に着替えてやっと人心地がつけました。
いったん桟橋に戻って、もう一回シュノーケリングに向かいましたが、再び入水する気力は沸き上がってこず、ボートの上から景色とマナティを見ていました。







マナティに接していて感じたのですが、これほど敵対心も無く平和に生きる動物がいるでしょうか? 人間もこのように生きることが出来たら、とっても素晴らしいのにな。


午後、いったんショップに立ち寄ってからホテルに戻り、ホモサッサ国立公園の散策に出向きました。
入場口が2カ所あるのですが、私たちのホテルに近い入り口からはトラムか舟で園内に入ります。舟の運行は3時30分が最終だと事前に情報を得ていたので、行きは舟で帰りはトラムで戻りました。

入場口のあるインフォメーション・センターは宿泊していたベラ・オアシスの隣なのですが、徒歩で5分ほどかかります。そのホテルの真ん前を舟が通っていきます。



このホモサッサ国立公園はのんびり歩いて3時間もあれば見て回れます。園内にはフロリダ名産(?)のアリゲータ(ワニ)やアメリカの国鳥・アメリカハクトウワシなどを見ることが出来ます。マナティ・プログラムと称するマナティのエサをあげるショーも一日に何回か行われています。



マナティ・プログラムではかなりご高齢の婦人がエサをあげていました。エサはニンジンです。バナナとかイチゴも大好物だそうです。かなり寒かったのですが、このご婦人はウェットで水の中に入って行きました。
そうそう! 舟でホモサッサ国立公園に入るとき、舟を操舵しながら説明をしてくれる老人が「どこから来た?」と聞くので「日本からです」と答えると、流ちょうな日本語で日本民謡を歌ってくれました。聞けばサンフランシスコの日本の士官学校出身で渋谷で数年暮らしたこともあると言っていました。

園の入り口で働く人も、帰りのトラムを運転する人も皆、かなりのご高齢でした。アメリカの失業率が7%を超えたと報道されていましたが(2009年1月)、なんだかこの年でも楽しげに働いている姿には考えさせられました。


クリスタルリバーではケーブ・ダイビングも楽しみにしていました。なんと言っても湧き水のダイビングです。昨年訪れたメキシコのセノーテを想像していました。ところがどうもケーブといっても大したことが無さそうなのです。気温が低くて上がった時に寒いというのも気が引けた理由のひとつでもあるのですが、結局2本だけ潜って止めにしました。



【キャットフィッシュ・ホテル】 2008年12月30日
気温:23度 水温:22.6度 透明度:35m 潜行開始:14時54分 浮上時刻:15時26分 潜水時間:32分 平均水深:11.9m 最大水深:20.5m  快晴


【マナティ・スプリング】 2008年12月30日
気温:23度 水温:22.5度 透明度:45m 潜行開始:16時02分 浮上時刻:16時28分 潜水時間:26分 平均水深:6.4m 最大水深:9.9m  快晴


確かに淡水のダイビングはそうそうチャンスも無いのでそれなりに楽しめましたが、サント島のブルーホールやセノーテに比べれば、写真のごとく“これは面白い!”というダイビングではありませんでした。



【オーランド】
クリスタルリバーでは3泊し、本場ディズニーランドで有名なオーランドには2泊しました。
オーランドの雰囲気がどこかに似ているな、と思っていたらラスベガスの雰囲気に似ていました。勿論、高層のホテルなどはありませんが、各所でアトラクションをやっているので、そのように感じるのです。



オーランドではダウンタウンのど真ん中がいい、ということでホリデーイン・インターナショナル・ドライブに泊まりました。レセプションと客室が別棟なので、到着したときは迷いました。

オーランドはさすがに都会なので、バスも流しのタクシーも走っています。
到着するなりかみさんと愚息2号はアウトレット・モールに買い物に行きたいと言います。私は買い物には興味は無いのですが、初日くらいは街並みを見てもいいかな、と同行することにしました。
街の様子も良く分からないので、まずはタクシーで向かうことにしました。ところが北方向にあるはずのアウトレット・モールへ行きたいのにタクシーは南方向へどんどん走って行きます。にもかかわら十数分で目的のアウトレット・モールに到着してしまいました。なんか変です。

持参した地図に記載ミスがあることに気が付きました。私たちの宿泊するホテルが地図上では道路の左側(つまり西側)にあると記載されているのですが実際は右側でした。これでは南北が逆転してしまいます。後でバスの中にあった無料の地図を貰い、ようやく気が付きました。



オーランドでの二日目。せっかくディズニーの街に来たのだから中に入らないまでも入り口くらいは見ておこうか…、ということで今度はバスに乗って南へ向かいました。街の南にもアウトレット・モールがあって、再びかみさんと息子はそこに寄ってからにしようと言います(-_-;)  まぁ、滅多に一緒に旅行などに付いて来ない息子なのだから、正月くらいは一緒に行動してやろうと再び買い物にお付き合いです(泣)。

やっと目的の物を購入し、歩いてディズニーを目指しました。地図上では道路を隔てて隣にあるのです。ところがディズニー内の建造物は見えるのですが歩けど歩けど入り口どころか壁にすら到達できません。疲れ果てて諦めてしまいました。どうやら徒歩で行くのは無理のようです。これまた後で知ったのですが、バス停の途中にディズニーランド行きのピックアップ・バスが来るバス停があったようです。そこで乗り換えれば疲れる必要も無く到着出来たのでした。
もともとディズニーランド園内に入るつもりも無かったので、良かったですが……。

一度ホテルに戻り、今度はかみさんと息子はユニバーサル・スタジオへ向かいました。私はひとりでオーランドの街を散策しました。





少し疲れてきたかなぁ、と思っていたらまるで見計らったようにこんな(↓)お店があったので、



ちょっとノドをうるおしながた軽快なレゲエなんぞも楽しませてもらいました。



「ゲイター・ゴルフ」(アリゲータのゴルフ?)という看板(↓)を見つけて中を覗いてみたら、ワニ釣りをしていました。体長1bほどでしたが釣り上げられるのでしょうか?



帰路、アラスカ上空を飛ぶというので運が良ければ北極も見られるかな、と期待していたのですが座席は左側(南側)でした。それでもアラスカ上空から一面の流氷を見ることが出来ました。