一路、柏島へ

仕事をちょっと早めに切り上げさせてもらって羽田へ向かい、高知まではブ〜ンと1時間ほどのフライト。高知龍馬空港からはバスに乗り、高知駅までは約45分。
高知駅でご当地のお駅弁を買う予定でいたのだけれど、駅弁売ってる店はナシ。コンビニでフツーの弁当と缶ビールを買って特急電車に乗り込むと、車両の中は私たちだけでした。東京で買い求めておいた特急指定席券、これまた必要ナシ。
1本前の特急列車に乗ることが出来れば宿毛までノンストップで行けるのだけれど、私たちが乗った列車では中村で乗り換えです。その中村までは1時間40分ほど。中村から宿毛(すくも)までは30分ほどです。17時発の飛行機に乗ってから宿毛に到着したのは22時15分。いや〜、遠いッス。確かに横に広い高知県を東から西の果てまで横断するのだから、そりゃむべなるかな、ではありますが。
宿毛の改札を出たらダイビング・ショップのオーナー、目黒さんが迎えに来てくれていました(お迎え、お願いしていたんだけどf(^_^;))。車に乗り込み、柏島まで45分ほど走りました。今夜からお世話になる民宿は海遊里。なんでも民宿のおばちゃんが肩を痛めてしまったとかで、食事の用意が出来ないのだそうな。明日の朝食から食事は全て、スナック「みっちゃん」でとることに。
くろしお鉄道のディーゼルカー
翌朝、さっそくみっちゃんに向かうと、「今日はパンが無いのでウドン定食しか出来ません」。のどかというか商売っ気がないというか、素朴であります。

さて食事を済ませてダイビングへ。宮田珠己の本にはこの柏島は台風の後が透明度が良くなると書いてあって、民宿のおばさんが「だまされたと思って台風の後に来てみなさい」と言っているくだりのがあるのだけれど、それは真っ赤の嘘でした。
ちょうどこの二日前に台風19号が駆け抜けたばかりだったのだけれど、うねりはスゴイは流れもキツイは、私は2本目に見事にロスト。たまたま別グループだったかみさんと一緒になり、そのまま一緒に潜り続けたのだけれど、かみさんはこの日で潜るのを止めてしまった。腰を痛めたってのもあったのだけど。
【ダイビング1日目】 (10月5日)
ペアでいたハダカハオコゼ 【民家下北】

ホムラハゼ、ゴールデンイールモレイ、ハナゴイ(yg)、ハダカハオコゼ、イナセギンポほか

気温:28度 水底温度:25.7度 透明度:15m 潜行開始:9時51分 浮上時刻:10時48分 潜水時間:57分 平均水深:13.3m 最大水深:18.2m 晴れ

こっちじゃ珍しくもないようだけど、私は初めてお会いしたイラ 【勤岬】(つとめざき、と読みます)

ミヤケテグリ、イラほか
(他にもたくさん魚はいたのだけれど、ロストして観察&撮影なんかしてる余裕なんてありませんでした・汗)

気温:28度 水底温度:25.7度 透明度:8m 潜行開始:13時15分 浮上時刻:14時08分 潜水時間:53分 平均水深:8.3m 最大水深:15.2m 晴れ
アケボノハゼのペア 【後浜2.5】(うしろばま にぃてんご)

アケボノハゼ、ヒレナガナジリンボウ、ナンヨウハギ、ミヤケテグリ、ジャパニーズシーホース、ハナヒゲウツボほか

気温:27度 水底温度:25.5度 透明度:15m 潜行開始:15時32分 浮上時刻:16時32分 潜水時間:60分 平均水深:11.7m 最大水深:31.2m 晴れ


この後浜が宮田珠己が絶賛していた浜辺。確かに魚影は濃いけれど、果たしてシュノーケリングで本当に見られたのだろうか?

ちなみにこの後浜にはポイントが1,2,3とあり、2.5というのは後から2と3の間に作られたブイなので、2と3の間で4ってのも変だからと2.5になったんだそうです。